シュレックではない。私が小学生時代(昭和50年代)に静かにブームとなった大相撲の人気力士の消しゴム。
一番印象深かったのが初の外国人(米国:ハワイ州マウイ島出身)力士としてお茶の間に親しまれた高見山大五郎関。
(画像:Pixabay/大相撲人気力士消しゴム)
スーパーカーとキン肉マンの狭間に消えた消しゴム
昭和のちびっ子にとって消しゴムといえば、昭和50年代初めに人気となったスーパーカー消しゴム。もしくは昭和末期、アニメをきっかけに大人気となったキン肉マン消しゴムを思い浮かべる男子が多いのではないだろうか?
しかし、その狭間に大相撲人気力士消しゴムなる存在があったことを知る、昭和のちびっ子はどのぐらいいるのだろう・・・
近所の駄菓子屋に20円か30円のガチャガチャ(ガチャポンと人はいう)でこの大相撲力士たちの雄姿を模った消しゴムが現れ、相撲などまったく興味のなかった私はなぜか?そのガチャガチャにのめり込んでしまった。
気付くと、私の机にはおよそ30体ほどの大相撲人気力士たちが横並びになっていたものである。なぜそんなにのめり込んだのか今でもわからない😅
特に印象深く見る度にニヤついてしまったのがジェシーこと高見山大五郎関だった。なんとも言えない愛らしさがあって見飽きない。子どもの消しゴムにしては大変素晴らしい代物だったと思う。
子どもの玩具という妥協は微塵もないフォルム
ネットで調べるとこの消しゴムの雄姿が画像として確認できるが、後姿もかなりリアルに模られており、作り手側の妥協なき心意気に感動すら覚える。
当時、人気のあった初代・貴ノ花利彰関(若花田☞若ノ花☞若乃花勝、貴花田☞二代目・貴ノ花☞貴乃花光司の父)、輪島大士関、旭國斗雄関、魁傑將晃関などの消しゴムがネットで確認できるが、ネットで確認できない若三杉関(後の二代目若乃花幹士<初代の娘婿> 初代・若乃花幹士は初代・貴ノ花の兄であり若・貴兄弟の伯父)、麒麟児和春関、荒勢永英関、飛ぶ鳥を落とす勢いで驀進中だった北の湖敏満関の消しゴムも曖昧で申し訳ないがあったような記憶がある。
もし存在していなかったら・・・御免!。
急に、力士を模った消しゴムがあったよなとふと思い出し、発作的に綴ったテーマはここで終わりにする。