リスト・ライオン歯ブラシ(イメージイラスト)

「夢のアーチ」と名付けられたバネットはネックの形状で歯の磨き易さを追及していたが、リストは柄の弾力性で口腔をケアするという発想から生み出された歯ブラシだった(イメージ・イラスト:areira<柄の中央のマークはリスト・ライオンに近づける為に加工させて頂いた>)

昭和時代に数々の歯ブラシを生み出したライオン

戦後間もない昭和26年(1951年)に米国デュポン社製ナイロンを植毛したライオン歯刷子発売を皮切りに、歯科医により提唱されたローリング法に合わせ考案されたローリング・ライオン(昭和40年=1965年)、人間工学から生み出されたネック部分がアーチ型の革新的とも言える・バネット・ライオン(昭和44年=1969年後にアーチが緩やかになったロングバネットも発売)。植毛部分を歯並びの凹凸に合わせた山切りカットを施した最大のヒットとなりロングラン歯ブラシ・ビトイーン・ライオン(昭和55年=1980年)

そして・・・昭和56,7年(1981,2年)頃にネック部分をアーチにするより、柄に弾力性を持たせたある意味、バネットの進化系とも呼べる歯ブラシが発売されていた時期があった。

弾力性を活かした設計の画期的な歯ブラシ リスト・ライオン

発売当初のCMキャラクターは、「3年B組金八先生(昭和54年=1979年)」で15歳で母親になるという難役を演じた杉田かおるさんだった。

リスト・ライオンのアピールポイント

  • 弾力のあるストレートハンドル(柄にプロピオネート使用)
  • 磨きやすい植毛サイズ
  • 刷掃効果を考えた植毛密度

当時のCMでこのように紹介されていた。

CMをリアルで観た私は早速、近所の薬店でリスト・ライオンを購入したものである。アピールポイントより寧ろ、リストライオンのフォルムと何といっても、当時としては珍しい濃厚な赤に惹かれたのであった。

濃厚な赤の他に青、白などもあったような記憶があるのだが、リスト・ライオンの発売期間が短かった為、私自身も他のカラーに関しては記憶が曖昧なことをここでお詫びする。御免!!

当時放映されていたリスト・ライオンCM映像

リスト・ライオンCM
リスト・ライオンCM(昭和56,7年=1981,2年頃)☜クリックしてご覧あれ

発売されていた証となる貴重なCM映像をUpされた投稿者に感謝!!

現在、ライオンの歯ブラシで販売されているものは、山切りカットのビトイーンシリーズ。ムシ歯の原因となる歯垢を酵素で分解する歯磨き「クリニカライオン」のクリニカシリーズ(昭和56年=1981年)、歯周病予防に着目したシステマシリーズ(平成5年=1993年)、口臭防止に特化した歯磨き「NONIO」のNONIOシリーズ、高齢者向け歯磨き「デントヘルス」のデントヘルスシリーズ、超薄型ヘッドで隅々まで磨けるDENTマキシマ、歯周病や歯茎マッサージに特化したハイテクト(歯ブラシ)などが主力商品として発売中である。

そういえば・・・ライオンには他に歯石を防ぐ歯磨き「タータデント」のタータデント歯ブラシ(90年代)、ナビック・ライオン(平成10年=1998年)という名前の歯ブラシの存在があったことも記しておこう

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